【 4. 成田線 】 (成田〜成田空港駅間)
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JR成田線のうち、ここでは成田〜成田空港駅間について扱います。成田駅を発車した電車は、旧成田新幹線計画で造られた高架橋を通り、堀之内信号所(行き違いを行う場所)を経て空港第2ビル駅、成田空港駅へとたどり着きます。この成田〜成田空港駅間は単線区間となり、JRは有料特急の「成田エクスプレス号(N’EX)」をメインに運行しているため、普通電車(快速・各駅停車含む)の運行本数は上下とも毎時1〜2本に留まっています(千葉駅15時発以降は毎時2本運行)。対照的にお隣の京成本線(京成電鉄)では、普通電車(快特・特急・通勤特急・快速含む)の運行本数は日中時間帯を含めて上下とも毎時3本は確保されています。
平成22年(2010年)7月17日には新たに成田スカイアクセス線(京成電鉄)が開業し、それまで京成本線を経由していた有料特急の「スカイライナー号」は成田スカイアクセス線を経由して運行するようになりました。京成本線経由の有料特急は「シティーライナー号」に名称が代わり、しばらくの間は日中時間帯のみ京成上野〜成田空港駅間を運行していましたが、現在では「シティーライナー号」の定期運行が終了し、朝のラッシュ時間帯に運転される上り「モーニングライナー号」と、夕方以降に運転される下り「イブニングライナー号」が京成本線経由の有料特急として京成上野〜成田空港駅間を運行しています。
自動放送面では、JR成田駅が英語放送付きの「千葉型放送」(詳細放送)、JR空港第2ビル駅・JR成田空港駅では英語放送付きの「東海道型放送」(詳細放送)を使用しています。
令和2年(2020年)5月1日より、新型コロナウイルス感染症発生に伴う海外渡航需要減少等の影響により、朝夕の一部列車を除き「成田エクスプレス号(N’EX)」の運行を取り止めています。この為、JR空港第2ビル駅・JR成田空港駅の自動放送は、行先や種別を案内しない「簡易放送」にて流れています。
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なお、千葉〜銚子駅間と、我孫子〜成田駅間は別のページで掲載しております。
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