最終更新日:2022年07月21日
成 田 --- 空港第2ビル くうこうだいにびる --- 成田空港
成田国際空港の第2旅客ターミナルに隣接する駅です。ホームは地下にあり、改札口を出た先にセキュリティーエリアがあります。以前まではこの(※1)セキュリティーエリアにてパスポートや身分証明書のチェック(検問)を行っていましたが、平成27年(2015年)3月30日よりセキュリティーエリアでの検問は廃止されました。
JR線のホームは単線区間内にあるため一つしかなく、上り下りの電車が同じホームから発車します。向かいには京成電鉄のホームがあり、こちらは1面2線の島式ホームで上下別々のホームから電車が発車します(平成21年(2009年)11月13日まではJR線と同じくホームが一つしかなかった為、上り下りとも同じホームから発車していました)。
平成22年(2010年)7月17日には新たに成田スカイアクセス線が開業し、京成電鉄側のホームとコンコースがそれぞれ路線ごとに分離して使用されるようになりました(京成電鉄ホームページ駅構内案内図)。この際上りホームの有効長が短い為に乗車位置を完全に分離することが出来ず、京成本線経由の8両編成が到着する際は後ろ2両が成田スカイアクセス線ホームにはみ出す状態で停車します。はみ出す部分の乗車位置前方には壁面に警告文が、乗車位置上部には乗車案内標が設置され、京成本線経由の電車が到着する際は乗車案内標に警告文が表示され、入線時にはパトライト製の警告音が乗車案内標本体より流れます(後ろ2両から降車する旅客に対応する為、駅係員は成田スカイアクセス線のホームに立って対応します)。
かつて当駅とお隣りの成田空港駅にはホーム上で案内放送を行う専門の係員がいました(JR線)。主に日本語と英語で案内放送を行い、自動放送ではカバーしきれない細かな内容をご案内していましたが、平成24年(2012年)3月に行われたダイヤ改正の際に係員の配置を廃止しています。京成電鉄では専門の係員を配置しておらず、英語での案内放送は行っていません(到着・発車の際、ホーム上に駅員が出て日本語での案内放送は行います)。
平成27年(2015年)4月8日には、LCC航空会社向けの新しいターミナルとして「第3旅客ターミナル」が開業しました。初めての利用者にもわかりやすいように、セキュリティーエリアを抜けた先より足元床面に青色のラインが引かれており、そのラインを辿っていけば第3旅客ターミナルまで迷わず向かうことが出来ます。セキュリティーエリアから第3旅客ターミナルまでは約730mの距離があり、途中第2旅客ターミナルのバス乗り場から第3旅客ターミナルまで向かう(※2)ターミナル連絡バス(無料巡回バス)も運行されています(所要時間:約5分)。
平成31年(2019年)2月23日には、京成電鉄線ホームの2番線・4番線にてホームドアの使用が開始され、同年3月17日には、1番線・3番線にてホームドアの使用が開始されました。
令和元年(2019年)12月10日には、JR線ホームにてホームドアの使用が開始されました。
※1 京成電鉄東成田駅へ向かう場合、セキュリティーエリアを経由せずに地下連絡通路を通って行くことが出来ます。また、反対側(東成田駅)から当駅へ来た場合も出場口側の自動改札機よりホームへ入場することが出来ます。但しこの場所には自動券売機が設置されていない為、乗車券を持っていない場合はセキュリティーエリアを経由して入場口側の自動券売機にて購入する必要が有ります。
※2 ターミナル連絡バスは時間帯により、5分間隔(5:00〜8:00)、7分間隔(8:00〜20:00)、5分間隔(20:00〜23:07)で運行しています(成田国際空港ホームページターミナル連絡バス案内図)。開業してしばらくの間、第3旅客ターミナルへ向かう連絡バスはバスターミナルの構造上、芝山千代田駅寄りの第6ゲート付近を経由(大きく迂回)して運行していた為、徒歩で第3旅客ターミナルまで移動するのと同等かそれ以上(約10〜15分)の時間が掛かっていましたが、平成28年(2016年)10月25日よりバスターミナルの構造が改良され、所要時間の短縮と運行本数の増便が図られています。
※ 令和4年(2022年)4月5日現在、第3ターミナルの拡張関連工事に伴い、第2ターミナルからのバス発着乗り場が変更された影響により、第3ターミナルまでの所要時間が通常より長くなっています(所要時間:約10分、第3ターミナル→第2ターミナルは所要時間:約5分で変更無し)。
・【電光掲示板】・・・【JR線】○(ホーム、コンコース、改札口前(コンコース、改札口前は上り列車のみ表示))、【京成電鉄】△(ホーム、コンコース、改札口前(上り列車のみ表示))
・【接近表示機】・・・【JR線】×(成田空港寄りの閉塞信号機が一応目安になります)、【京成電鉄】△(発車票の代替で下りのみ設置有り。入線前になると運転士用停止目標板の外枠が点灯するのでそちらを目安にして下さい)
・【コメント】・・・ 地下駅なのでよく響きます。遅れていない限り1〜2コーラス鳴動することが多いです。成田エクスプレスの場合、乗車待ち・降車待ちで長く鳴動させることもあります。
JR線ホームでは東海道型の自動放送を使用しています。この接近チャイムはかつての内房線袖ケ浦駅、常磐線いわき駅で使用され、現在では奥羽本線秋田駅や大曲駅等で聞くことが出来ます。国際空港の玄関駅なので英語による自動放送も整備されています。かつては発車メロディーを流している最中にマイク放送を行うと、発車メロディーの音量がゼロになり全く聞こえませんでしたが、平成21年(2009年)12月頃に放送装置を更新した際に発車メロディーの音質が向上し、発車メロディーが消えないよう改善されています。当駅で流れる発車メロディーは、当駅とお隣りの成田空港駅でのみ使用されています。
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