最終更新日:2021年08月25日
九 重 --- 千 倉 ちくら --- 千 歳
千葉県南房総市に位置する駅です。南房総市は平成18年(2006年)3月に旧安房郡富浦町、富山町、三芳村、千倉町、白浜町、丸山町、和田町の7町村が合併して出来た市です。当初は館山市も合併協議に参加していましたが、方向性の違いから合併を断念した経緯があり、館山市の周囲を囲うような形で南房総市が誕生しました。市役所本庁舎のある富浦地区の他、富山地区、三芳地区、千倉地区、白浜地区、丸山地区、和田地区の合計7地区に市民課(住民票等各種証明書の発行、各種申請の受付)の機能を有した行政センターや地域センターが設置されています。千倉駅は旧千倉町の玄関駅で、早朝には千倉始発の上り普通列車が2本、夜間には千倉止まりの下り普通列車が2本運行されています。
平成19年(2007年)8月9日より新駅舎が使用開始となり、駅前広場もそれから約1年間かけて整備されました。ホームは2面3線で、駅舎と改札口は1番線上りホーム側にあります。駅舎の改築に併せ、1番線ホームが一部嵩上げされています。普通列車は上下とも毎時1本発着します。特急列車は毎年元日に運行する臨時列車「外房初日の出号」が外房線(安房鴨川)経由で当駅まで乗り入れます(定期列車での特急乗り入れはありません)。
平成21年(2009年)3月14日より、千倉駅では簡易Suica改札機を設置しています。
・【電光掲示板】・・・ ×(ありません)
・【接近表示機】・・・ ×(到着約5分前には出発信号が開通します(始発列車や交換列車は除く))
・【コメント】・・・ 停車時間が短い+遅れて到着するので途中切りが多発します。3番線は早朝の始発列車と臨時列車以外使用しません。ワンマン列車では駅の発車ベルは扱いません。
かつて当駅は、発車メロディーでお馴染みの「JR−SH5」が “接近チャイム代わりに流れる駅” として有名でした(東海道型放送使用時代)。その後一般的な接近チャイムが流れる仙石型放送に変更され、平成21年(2009年)11月下旬頃には巌根型放送に変更されています。接近放送は上り方面が男声、下り方面は女声で流れます。
平成22年(2010年)2月10日頃には「外房線PRC型放送」が導入されています。接近チャイムは「JR接近メロディーSH1−3」が流れ、接近放送や次発放送(到着予告放送・発車予告放送)も使用されています。
発車メロディーは全ホーム同じ曲ですが、1番線は男声、2・3番線は女声の発車放送が流れます。1番線は上り列車(7時台の下り列車のみ1番線から発車)、2番線は下り列車、3番線は早朝の始発上り列車や臨時列車が使用します。始発列車の場合、発車時間の約50秒前に出発信号が開通します。1番線ホームの安房鴨川寄り(一番奥)に1箇所だけRAMSA型スピーカー(こちら)が設置されていますが、このスピーカーのみ自動放送が一切流れません。
令和3年(2021年)3月のダイヤ改正より、新型車両「E131系」によるワンマン運転が開始されました。ワンマン列車では駅の発車ベルを扱わない為、発車メロディーが流れません。ワンマン列車発車時は車両側の乗降促進放送等を使用します。
なお、君津〜安房鴨川駅間は単線区間となります。
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